summer99-11 Linux Installation for Linac Device Cache Servers k.furukawa, aug.17,20.1999. [[[ 目的、内容 ]]] 入射器内の加速器機器の情報はいくつかの方法で Linac Device Server に取 り込まれ、Linac RPC を経由して、加速器の制御運転を行なう Client Software に提供される。Device Server においては Cache された情報や要求 があったときに直接制御機器から取り込まれる情報が利用されるが、Client からの要求に即時に答えるためには Server 上に常に Cache を持つことが望 ましい。 この目的のために、いくつかの Software が開発され利用されてきたが、これ まで専用の計算機が無かったためにいくつかの困難が生じていた。そこで、安 価な PC-Unix を用いた Cache Server を新たに設置することにした。そのた めの Operating System の Installation を行なう。 これまで、apple (RedHat Linux) などを使用してきた経験を元にできるだけ 入射器の運転に適した形の Operating System を構築する。当面、最新の Linux Kernel を、できるだけ、新しく設置される 3 台の Linux 計算機で共 有できる形で Install する。 ===== [[[ 結果 ]]] Aug.12-17.1999 主に、草野によって Install が行なわれた。 松本氏から借用した RedHat 6.0 を 3 台の CacheServer 用の PC に Install し、cachesrv1 (carrot), cachesrv2 (celery), cachesrv3 (tomato) と名付 けた。 Kernel は Version 2.2.5、libc は glibc-2.1 となっている。 Network は現在 10BaseT で入射器制御 Network に接続され、192.153.107 と 172.19.64 の両方の Address を持たせた。NIS や DNS なども入射器の制御環 境に適合させている。 制御には直接関係ないが、DeskTop 環境も RedHat の標準で準備し、VNC など を通して利用することもできる。