FSP006 施設現状報告ポスター 8月8,9日 コンベンションホール 13:10 - 15:10 |
若狭湾エネルギー研究センターシンクロトロンの現状 |
Present Status of the Synchrotron of the Wakasa Wan Energy Research Center |
○栗田 哲郎,羽鳥 聡,林 豊,山田 裕章,小田桐 哲也,廣戸 慎,清水 雅也,山口 文良,淀瀬 雅夫,長崎 真也,和田 一人,辻 宏和(若狭湾エネルギー研究センター) |
○Tetsuro Kurita, Satoshi Hatori, Yutaka Hayashi, Hiroaki Yamada, Tetsuya Odagiri, Shin Hiroto, Masaya Shimizu, Fumiyoshi Yamaguchi, Masao Yodose, Shinya Nagasaki, Kazuto Wada, Hirokazu Tsuji (WERC) |
若狭湾エネルギー研究センター加速器施設(W-MAST)は、タンデム加速器および、それを入射器としたシンクロトロンによって、広範囲のエネルギーのイオンビーム(陽子 : 数MeV-200MeV; He, C : 数 MeV- 55MeV/u)を様々な実験に供給している。 シンクロトロンからのビームは、材料/生物への照射実験に利用されている。 2015年度は、5月から2016年3月まで運転をおこなった。 入射器であるタンデム加速器のターミナル電圧が定格まで上がらないという問題があり、低い入射エネルギーでの運転をしいられたが、ほぼ計画通り実験にビームを供給できた。 近年、加速高周波に重畳する位相ノイズが原因のダイポール振動が問題になっている。 その対策および加速高周波制御系の整備状況を報告する。 |