FSP025  施設現状報告ポスター  8月8,9日 コンベンションホール 13:10 - 15:10
広島大学放射光科学研究センターの現状
Present status of Hiroshima synchrotron radiation center
 
○松葉 俊哉,後藤 公徳,川瀬 啓吾(広大放射光センター)
○Shunya Matsuba, Kiminori Goto, Keigo Kawase (HSRC)
 
広島大学放射光科学研究センターは、紫外線〜軟X線域の放射光を利用した固体物理学を中心とする物質科学研究推進、人材育成のため1996年に設立された。2002年より全国共同利用施設となり2010年より共同利用、共同研究拠点として認定され、昨年で20周年を迎えるに至った。近年では施設の老朽化に伴うトラブルも散見されるようになり昨年度は水漏れしたビームダンパーの再度の交換作業が行われたため、調整運転が1か月延長された。そのため、ユーザータイムは1338時間であり、2011年以前の水準には届いていないが回復傾向にある。