MOP096  加速器制御  8月8日 コンベンションホール 13:10 - 15:10
J-PARC 3MeVリニアック用制御システム開発
Development of a control system at a 3-MeV linac in J-PARC
 
○澤邊 祐希(三菱電機システムサービス株式会社),石山 達也,高橋 大輔,加藤 裕子,平野 耕一郎,武井 早憲,明午 伸一郎,菊澤 信宏,林 直樹(日本原子力研究開発機構 J-PARCセンター),鈴木 隆洋(三菱電機システムサービス株式会社)
○Yuki Sawabe (Mitsubishi Electric System & Service Co., Ltd), Tatsuya Ishiyama, Daisuke Takahashi, Yuko Kato, Koichiro Hirano, Hayanori Takei, Shin-ichiro Meigo, Nobuhiro Kikuzawa, Naoki Hayashi (J-PARC/JAEA), Takahiro Suzuki (Mitsubishi Electric System & Service Co., Ltd)
 
J-PARCでは新たに3MeVリニアックを構築して、ビームスクレーパ照射試験およびレーザ荷電変換試験を計画している。3MeVリニアックは、セシウム添加高周波駆動負水素イオン源(RFイオン源)から負水素イオンビームを取り出し、高周波四重極型リニアック(RFQ)で3MeVまでビームを加速する。3MeVリニアックを制御するには、加速器およびレーザから人への安全を確保する人的安全保護用インターロックシステム(PPS)、加速器構成機器の安全を確保する機器保護用インターロックシステム(MPS)、各機器の同期をとるタイミングステム、及びEPICSを用いた遠隔制御システムが重要となる。本発表では、これらの3MeVリニアック用制御システムの開発について報告する。