TUP086  ビーム診断・ビーム制御  8月9日 コンベンションホール 13:10 - 15:10
ダイヤモンド・ヒートシンクを用いたパルス・モード計測型光位置モニタの設計と試作機の評価
Design and Prototype of Pulse-by-pulse X-ray Beam Position Monitor using Diamond Heat Sink
 
○青柳 秀樹,高橋 直((公財)高輝度光科学研究センター)
○Hideki Aoyagi, Sunao Takahashi (JASRI)
 
放射光をパルス毎に計測することを目指した光位置モニタの開発を進めている。このモニタは、SPring-8で開発したストリップライン型光電面を用いた検出素子の技術を取り採り入れたもので、挿入光源ビームラインの高い熱負荷に曝される環境下で使用できるように、ダイヤモンドをヒートシンクとして用いた耐熱構造をしている。本モニタの伝熱特性を評価するために、水冷ブロックと一体化したヒートシンク・ホルダーとダイヤモンドヒートシンクの評価試験を実施した。