WEOM16  光源加速器  8月10日 会議室201 16:20 - 16:40
短直線部のあるHMBA型3GeV放射光源の設計
Design of the 3GeV light source of HMBA type lattice with short straight section
 
○原田 健太郎,小林 幸則,本田 融,中村 典雄,生出 勝宣,阪井 寛志,阿達 正浩,土屋 公央,船守 展正(KEK)
○Kentaro Harada, Yukinori Kobayashi, Tohru Honda, Norio Nakamura, Katsunobu Oide, Hiroshi Sakai, Masahiro Adachi, Kimichika Tsuchiya, Nobumasa Funamori (KEK)
 
ESRFで開発されたHMBA型ラティスの特徴は、線形オプティクスの工夫により、極低エミッタンスを実現しつつ、6極電磁石の強さを抑制でき、広いダイナミックアパーチャを確保できることにある。ESRF型のHMBAを基本とし、オプティクスが絞られた部分に真空封止短周期挿入光源に対して最適化された短直線部を挿入すると、従来のラティスに比べて高輝度な挿入光源ビームラインの数を2倍に増やすことができる。ここでは、3GeV、周長約570m、水平自然エミッタンス130pmrad、5.6mの長直線部20本、1.2mの短直線部20本という蓄積リング型光源の設計について発表を行う。